Thursday, March 01, 2007

トップ・クラスのビジネス・スクール(MBA課程)に入学するために

10 secrets for getting into a top B-school
 
FORTUNE web site (February 22, 2007)
 
 
出願者の10%程度しか入学できないというアメリカのトップクラスのビジネス・スクール(MBA=経営管理学修士)に入学するためのアドバイスを取材した記事です。アメリカ人を対象にした記事だと思いますが、日本人志願者にも十分参考になるのでは。ただ、非常にオーソドックスな情報なので、それほど目新しいことは無いようです。(私の頃と基本的に変わっていないのだと思いました。懐かしい。。。)
 
 
<参考>
 
ベスト・ビジネス・スクール 2006ランキング (当ブログ 2006年10月21日記事
 
 
ありがとうございます。
 
 

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Saturday, October 21, 2006

ベスト・ビジネス・スクール 2006ランキング

The Best B-Schools
 
~ 『Business Week』 October 23, 2006 p.54-
 
 
同種のランキングとしてはかなり歴史と定評のある『Business Week』誌恒例(隔年)のランキングが発表になったので、簡単にご紹介しておく。(アメリカでのMBA取得をご検討の方は、一応目を通されることをお薦めする。記事はランキングだけでなく、昨今の事情を書いているので。また、ウェブサイトではランキングは会員(?)向けのみ公開の模様。)
 
1. Chicago
 
2. Pennsylvania (Wharton)
 
3. Northwestern (Kellogg)
 
4. Harvard
 
5. Michigan
 
6. Stanford
 
7. MIT (Sloan)
 
8. UC-Berkeley (Haas)
 
9. Duke (Fuqua)
 
10. Columbia
 
11. Dartmouth (Tuck)
 
12. UCLA (Anderson)
 
13. Cornell (Johnson)
 
14. NYU (Stern)
 
15. Virginia (Darden)
 
 
このランキング、昔はNorthwestern(Kellogg)が毎年一位だったことがあり、同校を有名にしているマーケティング(『Marketing Management』で有名な、かのフィリップ・コトラー教授らを擁す)のスキルを生かしているなどと言われたものだが、最近はChicagoやWharton(2000年に1位)なども強い。また、1位にならなくても、大体同じ顔ぶれが来ている。しかし、ChicagoもNorthwesternもいずれもシカゴ(近郊)で、ニューヨーク勢(Columbia、NYU)やロサンゼルス勢(UCLA、USC(21位))に水をあけているが、これは地の利なのか、単なる偶然、学校の努力か。(シカゴは大都会だが、NYやLAに比べると楽しいことがないからかな?)
 
 
同誌にはInternationalのランキングもあって、アメリカ以外のトップ10を掲載している。カナダが5校。トップ10入りした学校が多い国の二番目は、スペインで二校。ちょっと意外。続いて、スイス、イギリス、フランスから各一校(これはどの学校か解るでしょう)で、要は全部ヨーロッパ。将来、日本の学校が入ることがあるだろうか。恐らく、香港やシンガポールあたりが先に入るかな。
 
 
なお、同誌では、昨年の同時期にEMBA(Executive MBA)校のランキングを発表しており、ここ(”エクゼクティブのためのMBA(EMBA)”)でもご紹介した。
 
 
 
PS 今週号には他に、”How to be well-suited”という記事で、男性の(身体に合った)スーツの着こなし方を扱っている。以前ITバブルの頃、アメリカでは都会でもスーツ族が消えつつあるような話が目立ったのに、変われば変わるもの。しかし、冒頭に写真が載せられている若き日のケーリー・グラントの恰好いいこと。雑誌でも”terrific”としているが、本当に男が見ても惚れ惚れする。映画は比較的晩年の作品が有名ながら、やはり若い頃から恰好よかったのだ。
 
 

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Monday, January 02, 2006

エクゼクティブのためのMBA(EMBA)

 
"The Best Executive MBA"
 
~ Business Week, Asian Edition, October 24, 2005 p.94-
 
 
 
優れたExecutive MBAプログラムを提供するビジネス・スクールのランキングが発表された。卒業生や企業による評価や、各種データを基に順位づけされている。(同誌はビジネス・スクールのランキングの老舗)
 
 
1. Northwestern
2. Pennsylvania
3. Chicago
4. Michigan
5. UNC (U. of North Carolina)
6. Emory
7. IMD (Switzerland)
8. USC (U. of South California)
9. Duke (Global)
10. Georgetown
11. Duke (Weekend)
12. Texas
13. Ohio State
14. UCLA
15. IESE (Spain)
16. SMU (Southern Methodist U.)
17. Cornell
18. Purdue
19. NYU (New York U.)
20. Notre Dame
 
 
 
通常のMBA(Master of Business Administration : 経営学修士)カリキュラムは、大体20代半ばから30代前半の職務経歴数年程度、という人が学ぶ修士課程である。こちらは、アメリカ人の場合、多くは一旦企業を辞め、私費で通うケースが多く、或いはニューヨークのような大都市だと(ウォール・ストリートなどで)平日昼間働きながら、夜間(と週末)のクラスを取るということもある。一方、日本人の場合は、最近では減ってきているものの、”企業派遣”がまだ多いのではないだろうか。
 
一方、このExecutive MBA(EMBA)は、その名の通り、Executiveが学ぶ場である。このEBMAは、従来、アメリカ人の間でも企業で管理職・マネジャー等のポジションにある人たちが、勤務先企業の派遣や企業の財政的支援の下に学ぶのが主流だったようだが、最近ではこれが変化しつつあり、私費で学ぶ人が増え、キャリアアップ、キャリアチェンジの武器にしているようだ。
 
また、カリキュラムの重点が、リーダーシップのようなソフト・スキル/ヒューマン・スキルの方へと一層移ってきているのも最近の特徴のようだ。こういったスキルを座学で学ぶのは尚更難しいはずだから、かなり知恵を絞っていることだろう。
 
 
上のランキングには、スイスとスペインの有名なビジネス・スクールが入ってきている。この他、実は25位にLondon Business Schoolがランクインしている。一方、ヨーロッパでも屈指のビジネス・スクール、フランスのINSEADは25位までには入っていなかった。
個人的には、IESEあたりがいいかなあ。燦々と太陽の光が降り注ぐ彼の地に留学された人の話を聞いたことがあって、それはそれは楽しかったとのこと。(笑) もちろん、遊んでいる場合ではないだろうけれど。
 
 
 
アメリカは教育熱心な国である。しかも、実践的な教育を重視する。実社会・実生活で役立つものを重視する、と言ったらよいだろうか。日本は長らく”学歴社会”と言われてきたが、学んだ中身ではなく、どこの学校を卒業したか、ということにかなり重きが置かれた。
 
もちろん、アメリカでも、例えばハーバード(Harvard)、スタンフォード(Stanford)や上記ランキングに登場するくらいの大学になると、卒業しているという事実は、その人がかなり高い確率で優秀だろうと”推測する根拠”にはなるが、しかしそれでも実際には、最終的には現場で力を証明してみせなければならない。結果を残さなければならない。
 
日本もようやく実力社会の様相を見せ始めている。従来の”学歴”が無くとも成功しうるようになってきている。教育の世界でも、アメリカ的なMBAコースが各有力大学で整備されるなどなどしてきている。が、教育の内容については、全体的に見れば、まだまだ、水準や実践性などの点では及ばないだろう。
 
もちろん教育は教育であり、現場体験には置き換えられるものにはなりえないが、それでも、アメリカの場合、なんとかしてそれに近づけようという不断の努力がされている。
 
最近では、アメリカのMBAのコースが、デザインなどの領域と手を結んだりして、ジョイント・プログラムやクラスを提供するなどの動きを見せており、そのことは当ブログでも既に短くご紹介させて頂いている。(『創造性の時代が来た!』) これも企業が、その顧客の視点により近づこうとするという意味で、より実践的に、より現実の世界に近づこうとする意思の表れだろう。
 
 
アメリカの教育と言えば、高校生のテキストとして下記の本が用いられている。最近、日本語訳が出版されたが、なかなか高度な内容の本で、しかもかなり実践的な内容である。
  
アメリカの高校生が学ぶ経済学 理論から実践へ』 大和総研教育事業部・監修 WAVE出版・刊
 
この社会が資本主義で経済活動をベースに成り立っているのだとすれば、そのところを早い段階で抑えておくことは重要であることは言うまでもないだろう。(最近はこの点を、作家の村上龍氏もメールマガジンやご発言の中でよく指摘されており、その著作の中でも経済やビジネスというものを大きな要素として扱っておられる。)
 
 
 
日本では、医師などは相変わらず一度免許を取ればそのまま仕事が出来る。新しい研究や技術開発が進んでも、それを学ばない。忙しい人も多いのだろうが、学ばなくても仕事を続けることが許されるからだ。アメリカでは医師免許は更新制であり、学会や各地のセミナーやセッションに参加して数年毎に一定のクレジット(単位)を獲得しなくてはならない。
 
こうした点にも、教育に対する考え方の違いが表れていよう。
 
 
  
なお、ビジネス・ウイーク誌では、随分前からMBAのランキングを隔年で偶数年の秋に発表している。逆に最近、奇数年はEMBAランキングにしているようだ。
 
 
 
”国際ビジネス情報 ☆☆☆英語ビジネス誌から☆☆☆” トップページ
 
 

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